上手な赤ちゃんの撮影方法、足形のとり方などの専門店ならではの情報を集めました。
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デジカメ講座(あかちゃんを上手に撮影する方法)
とっておき通信(チラシ)ページで書きはじめた『店長mieのデジカメ講座』。こちらで、
まとめてみることにしました。
カメラ素人の店長が、商品撮影をしながら覚えたことを紹介します。
「かわいい表情のあかちゃん、子供をもっとかわいく撮りたい!撮影方法のコツって
」という方に読んでいただければ嬉しいです。
◆
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第1回
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露出補正をしてみよう
オートモードを使って撮影して、「なんだか真っ暗」の写真になってしまうことありませんか?そんなときには、手動で露出補正をしてみてください。
デジカメなら、メニュー(設定etc)の中に、『露出補正』という項目があると思います。はじめは±0に設定されているので、室内が暗ければプラス(だいたい+0.3〜+0.7)に、明るすぎたらマイナス(-0.3〜-0.7)にしてみてください。フラッシュを使うより、良いこともあります。
わかりやすいように、同じ条件で撮影してみました↓同じ環境とは思えないくらい違いませんか?
1
オート(自動)モード
AUTOで撮影しました。
フラッシュが作動して
背景が真っ暗になって
しまいます。AUTOでは
これが限界かも・・・
2
手動モード
手動モードに変えました。
フラッシュは使いません。
露出±0で撮影すると全体
的に暗いので、プラス補正
が必要なことがわかります。
3
露出補正した状態です
露出補正プラス0.3に
してみました。これなら、
納得の仕上がりです。
暗ければさらに露出を
あげてみてくださいね。
◆
◆
第2回
◆
◆
逆光になるときは、フラッシュを上手に使う
逆光の状態(太陽の方向にレンズを向ける)で、お子さんを撮影すると、『顔がかげって表情が全然わからない…』写真になりがちです。
そんなときは、フラッシュを使って撮影してみてください。デジカメに
『逆光』
というモードがあれば、選択します。なければ、
フラッシュを『強制発光』
にセットしてください。
被写体(お子さん)との距離が離れすぎると、フラッシュの光が届かない場合があります。
カメラによって異なりますが、
フラッシュの光が届く範囲は1.0m〜3.5mくらい
です。
大人の
歩幅は大体50〜60cm/1歩
なので、距離を確認して撮影してみてください。
ちなみに、『自分のカメラのフラッシュの光が届く範囲を知りたい』場合は、説明書の巻末にある
仕様のページ
で確認できます。仕様の「フラッシュ範囲」「内蔵スピードライトの調光範囲」(機種によっては、もっと別の名称かもしれませんが)という項目が、その範囲です。
これからますます、日差しが強くなります。屋外の撮影(日差しの強い室内の撮影でも)の際に、試してみてくださいね。
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第3回
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◆
手ブレ防止のために…感度を上げてみる
デジカメを使う場合、感度を気にする機会はあまりありません。
(フィルムを買うときは、「感度は100でいいですか?」なんてカメラショップの方に聞かれることもありますが…)
ところで、こんな経験はありませんか?
★
薄暗い場所で撮影しているとき、撮影ボタンを押してもなかなかシャッターが
おりなくて写真が
ぼけてしまった
上記のような状態で手ブレしてしまうときは、自動調整でシャッタースピードが遅くなっています。これは、シャッタースピードが速いと真っ暗に写ってしまうから。シャッターが開いている時間を長くして、多くの光を受け取ろうとするんです。薄暗いところでデジカメの液晶表示を見ると、シャッタースピードが1/4秒になっていることもあります。これでは、絶対に手ブレになってしまいます!
そんなときは、感度を上げてみてください。(感度変更・ISO変更といったメニューがあると思いますので探してみてください。機種によっては、AUTOモードで自動的に感度変更をしてくれるものもあります。)
たいてい、100・200・400の3つの感度があり、
標準感度は100
になっています。この感度を
200もしくは400
にします(標準が100.。一番感度が良いのは400です)。もう一度、液晶表示を見てください。シャッタースピードが1/15とか1/30になっているはずです。シャッターが開いている時間が短いので、手ブレになりにくいはずです。
感度100
で撮影
シャッタースピードが1/4
と遅くなったため、手ブレ
してしまいました。
<・・・・・・・・・・・・・>
感度以外の条件は
同じです。
感度400
で撮影
感度400で撮影しました。
シャッタースピード1/30に
なり上手く撮れました。
上の写真は、薄暗い室内(新聞の文字がほとんど読めない程度の輝度)で撮影したものです。感度以外の条件は同じにしています。フラッシュは使っていません。
ちなみに、
+0.7の露出補正
をしています。露出補正については、
「第1回 / 露出補正をしてみよう」
をご参照ください。
「手ブレは、撮影が下手だから…」と決めつけないで、是非試してみてくださいね。
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